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荒川自然公園 公式ブログ:公園管理通信

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『おもしろ植物情報』第六回

『おもしろ植物情報』第六回

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image018.jpg   "ボロ"の次は"ハキダメ"であります。1920年頃に侵入、1932年に報告、と国立環境研究所の侵入生物データベースにあります。名は、植物学者の牧野富太郎博士が世田谷区経堂の掃き溜めで見つけて名付けたとの定説がありますが、出典は詳らかではありません。しかし牧野新日本植物図鑑にも「和名:掃溜菊の意で著者の命名」とあるので、間違いはないでしょう。"掃き溜め"は共同利用の、今風に言えば、ごみ集積所のことで、当時は所々にあったようです。
  熱帯アメリカ原産のキク科。花期は6~11月。畑や道端などでよく見かける。茎は根元近くから二又に繰り返し分枝し、腺毛がある。葉は対生し卵形で、縁にあらい鋸歯があり毛が多い。頭花は4~5個の舌状花と多数の筒状花からなる。舌状花の花弁は3裂する。花は小さく、目立ちませんが、近づいてよく見るとかわいい、、、「掃き溜めに鶴」とはまいりませんが。
  先に上げた侵入生物データベースには、在来種、畑作物と競合、とあり、農作物にも影響があるようだ。しかしそれは雑草一般にも言えることなので、具体的にはよくわからない。花言葉は、その可愛らしい姿とは裏腹に「不屈の精神」。花言葉通り、侵入以来着々と領域を広げ、今や全国に広がっている。開花期間が長く、発芽~結実~発芽が年間数回繰り返されるため、繁殖力は非常に強い。  よく似た花に、同じく熱帯アメリカ原産のコゴメギクがあるが、舌状花が小さい。筒状花の冠毛は先が尖らず、房状に裂ける。全体に毛が少ない。舌状花に冠毛がほとんどない、などの違いがある。
※写真はwww.flower-photo.infoよりお借りしました。


  自然公園内での『おもしろ植物情報』の掲示位置はこちら

by <ハクチョウ1号>
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